雛罌粟の鳴く頃に

 この売店に配属されてから一週間が経ちました。ここでのお仕事にも大分慣れて来た気がします。
 今日も朝から駅の売店へと出掛けます。通勤・通学時間の駅構内は人でごった返していて、その中でも私の働く売店は目の前に長蛇の列が出来る程賑わっていました。
「おっ! 待ってました、ポピーちゃん!」
「遅いよポピーちゃん、待ちくたびれちゃった」
「ぼ、僕なんて、有給使っちゃったもんね」
 列に並んだ皆さんは、とても友好的に私を迎えてくれます。口々に野太い声が私を迎え、周りを通る人たちが何事かと見て来るけど、私は気にしません。
 売店のおばちゃんに睨まれながらも、早速お仕事開始です。列の先頭の男の人は、私が手招きして合図をすると満面の笑みを浮かべて売店の裏へいそいそとやって来ました。


 商品を売っている場所とは別に、裏手に簡易ではありますがベニヤで仕切られたスペースがあります。私好みの赤いチェック柄の生地で周りを囲っているのでみすぼらしい感じはしません。白いフリルの暖簾をくぐると、中には小さな折り畳みの椅子が二つ、それだけしかありません。私と、お客さんが二人入ればそれでいっぱいになってしまいます。床にはフリルのついた小さなラグが敷かれていて、これもやっぱり私の趣味です。
「ポピーちゃん、今日は桃の天然水コースで頼むよ?」
 言ってどかりと椅子に座るお客さんは、実は毎日通ってくださる常連さんです。身体は縦にも横にも大きくて、灰色のスーツで出勤前に寄ってくれるみたいです。お髭の生えた顔はいつもにこにこ笑っていて、私は密かに、灰色熊さんとあだ名を付けています。
 灰色熊さんは早速くつろいだ風に青いネクタイを緩めます。それがまるでお部屋に遊びに来ているサラリーマンのような雰囲気で、嬉しくなって思わず飛びつくようにキスしてしまいました。お髭がじゃりじゃりして少しほっぺたが痛いです。
「どうしたのポピーちゃん、今日は何かご機嫌じゃない?」
「だって、今日はお客さんと出会ってから、一週間記念の日なんですよっ♪」
 本当はそんなの関係なく単に私が欲情しただけですが。灰色熊さんはそれで喜んだのか、密着した身体の下からびんと突き上げるものを感じました。
 ぴっちりしたスーツではきついでしょう。私は床に座り込んで、膨らんだ灰色熊さんの股間を緩めて上げます。ベルトを外しチャックを下すと、下着の中のそれは一層大きくなります。染みの付いたブリーフから引き出すとむあっとした臭いが立ち上り、知らず私の内側で疼くものがありました。有り体に言ってしまえばそれはくさいです。でもそれが欲情を駆り立てるのだと私は知っています。
「積極的なポピーちゃん、いいね」
「そうですかぁ? じゃあ、もっといっぱいしてあげますね」
 灰色熊さんの肉棒は既にお汁で先っぽが濡れています。そのぬめりを全体に塗り広げるように両手を上下させると、灰色熊さんは本当に熊のように呻りました。
「どうです、私のお手て、気持ちいいですか?」
「あ、ああ……きもちいいよ、もっとしてくれ」
「えへへ……じゃあ、もっといいことしてあげます♪」
 してあげますも何も、そういうコースだからするのは決定事項です。だけどそういう風に言うと、男の人はみんな喜んでくれるのです。お気に入りの赤いチュニックの肩紐を肘の当たりまで下げます。シャツのボタンを外す間も灰色熊さんは待ち切れないのか、私の頭を撫でたりほっぺたを擦ったりして来ます。本当はそういうのはいけないのですけれど、料金外なのですけれど、触られるのは嫌いではありません。
 肌蹴た胸元を見せつけるようにすると、灰色熊さんは興奮に鼻息を荒くしていました。ブラジャーはしていません。指を五つか六つ折るくらいの大きさの胸は一応私のチャームポイントの一つだと思います。腕でぎゅっとしなくても谷間が出来ます。でもぎゅっとした方が、男の人は喜ぶみたいです。
「じゃあ、貴方のおちんちん、私のおっぱいで食べちゃいますよ?」
「うっ……ふおぉ、相変わらず柔らかいね……あぁ、イイ、」
 硬くなった灰色熊さんを胸の間に挟み込みます。大きな身体に釣り合うように大きなそれは、茎の部分を挟んでも先端が上から出てしまいます。
「んふふ、すっごくおっきくなってまふ……あむっ」
 両手で胸を左右から押してぐにぐにとこねくり回すようにします。こうしておっぱいで揉みながら先っぽを舌で舐めたり、くわえたりすると、灰色熊さんはまるで泣くような声で呻くのです。きっときもちいいのでしょう。えっちなお汁がどんどん出てきて、口の中がしょっぱくなります。
 こうなって来たら、胸の下を支えるようにして上下に揺らします。たぽたぽと音が出そうなくらい柔らかく激しく、全体を刺激しながら膨らんだ先を唇で優しく噛んであげます。舌先でくぼみや裏筋や尿道を弄ってあげると、びくびくと口の中で大きくなりました。イクのでしょうか。
「うっ……っく、出る、出るよっ、ポピーちゃんっ!!」
 どくりと脈打つのを感じて、私は口を離しました。飲むことに抵抗はないですけど、灰色熊さんは顔にかける方が好きのようです。びゅっ、びゅっと赤黒い先端から生臭い液体が吐き出されます。目には入らないように、目を閉じていたら思ったより勢いの良い白濁が顔だけでなく前髪にまで飛んで来ました。
「うっふわ……すごい、いっぱい出ましたね♪」
「あ、あ……やっぱりポピーちゃんのおっぱいは最高だ!」
 頭上を仰ぎながら灰色熊さんは荒い息を吐いて余韻に浸っています。あれだけ大きくなっていた股間のそれが、欲望を吐ききって段々と力を失くしていくと、途端に私は興味を失ってしまいます。だって、私の欲情はひとかけらも解消されていないのです。
「さ、それじゃ、お仕事頑張ってくださいね?」
 ぐってりした灰色熊さんはこの後仕事になるのでしょうか。私の知ったことではないですし、きっと男の人は出すだけ出したら頭の中が切り替わるのでしょう。
 下着を上げてチャックを閉めてあげれば、灰色熊さんはこしこしと目を擦ってネクタイを締めました。きりっと鋭くなった目はきっともう仕事のことしか考えてないのでしょう。
 じゃあねポピーちゃん、そう言って私の胸の谷間にお札を挟むとさっさと去って行きました。男の人の現金さは毎度のことながら呆れ果てるものです。


 濡れティッシュで顔と髪の毛を拭って、身繕いを整えたところで次に訪れたのは、やはり常連のお客さんでした。
「やーやー、ポピーちゃん、また何時ものジャスミン茶で頼むよ」
 にやにやしながら入って来るお客さんを私は少し苦手としていました。平日なのにチェックのシャツとジーパンでふらふらしていて、黒縁眼鏡の奥の細目が厭らしく私を見ています。甲高い声で私の名前を呼ぶのも余り気に入りません。
 けれど私はいつでも誰に対しても同じ笑顔で接します。だってお客さんなのですから。
「うーん、今日はちょっと……あんまり出ないかもしれないですねぇ」
「えー? 何だよ、ポピーちゃんのおもらし見るのが一日の楽しみなのに、何だよなー、高い金払ってんのによー」
「うふ、頑張って出しますから、拗ねないでくださいね?」
 顔が逆三角形に近いので私は蟷螂さんと呼んでいます。蟷螂さんは直ぐに怒ったり拗ねたりするので中々扱いが難しいです。
 気にしないことにして、私は小さな椅子に腰かけてスカートを託し上げます。一応朝からいっぱいお茶を飲んで、トイレに行かないでおいたので、少し力を入れるとはしたないことになってしまいそうです。でも蟷螂さんは私のはしたないところを見に来たのだから、精一杯恥らわなくてはなりません。
 靴下はそのままにドロワーズとパンツを脱ぎ去ると、床に屈み込んだ蟷螂さんは興奮に鼻を膨らませながら私の局部へ顔を近付けます。くんくんと臭いを嗅いで、厭らしい子だな、などと呟くのが余計厭らしいのではないでしょうか。
「すごいね、ポピーちゃんのびらびら丸見えだよ。毛もさ、あんま手入れしてないよね?」
「……そんなじっと見られると、恥ずかしいです」
 恥ずかしいというよりは気持ちが悪いです。外気に触れて単なる生理的な反応として濡れているだけなのに、感じてるの? などと言われるのは不快です。
 けれど、その不快な相手に対してこんな格好をしている自分には少し興奮します。薄く生えた毛の下で、じわり滲み出すものがある、私は中々に変態さんだという自覚はあります。
 下腹部に力を入れると、じわじわと尿道の辺りに熱が溜まっていきます。見られていると思うと緊張して中々うまく出せません。それでも力を入れると、ちょろちょろと、尿道を伝い女性器を伝い、小水が流れ出て椅子に浸み込んで行くのです。
「相変わらずポピーちゃんはお上品だね。……もっと盛大に、どばーっと出せないの?」
「うぅ……頑張ってみます」
 ぐっと更に力を入れると、漸くといった勢いでじょろじょろと体液が流れ出ます。朝から我慢していたので、凄く黄色く濃い臭いがします。蟷螂さんはそういうものが好きらしいです。以前にいっぱい出してあげようと思って、お水を沢山飲んでから挑んだら、薄い尿ばかりが大量に出たので怒られてしまったのでした。男の人の趣味はよくわかりません。
 じょぼ、じょぼぼ、じょぼぼ……。
 蟷螂さんが私の局部に顔を近付けて来ます。分厚い眼鏡のレンズが濡れぬのも構わず顔面に浴びる、その顔は恍惚としています。少し弱まって来た頃になると、唇を私の尿道に寄せて吸い上げるのです。
「……っんく、ふ、へへっ、ポピーちゃんのおしっこ美味しいねぇ、相変わらず」
にやにやと笑いながら蟷螂さんは濡れた唇の端を吊り上げます。それで満足したようで、そのまま厭な笑みを浮かべたまま去って行きました。
 何だか私も口の中がしょっぱくなった気がします。気を取り直して、身繕いを調えると、次のお客さんを迎えます。


 大分疲れて来たところに、入って来たのは二人の男の子でした。私は思わず顔をしかめます。ここでのお仕事は、原則一人ずつと決まっています。
 睨みつける先、男の子たちはおずおずと入って来ます。まさに、子と言いたくなる年齢です。多分高校生でしょう、この辺りでは良くみかける制服です。
「あの……」
「僕たち、その……」
 のっぽで痩せた子と、眼鏡をかけたもじゃもじゃ癖毛の子の二人です。
「なんですか、あなたたち。ここが何するところかわかってます?」
「あ、はい……あの、」
「あの、わかってて、その……僕たちポピーちゃんに、」
 早口で口々に言う二人は、顔を見合わせると、力強い目でこちらを見つめました。首を傾げる私に向かって、せーの、で口を開きます。
「「ポピーちゃん、僕たちの童貞を貰ってください!!」」
 言っていることの内容と、その大きな声と、びっくりしたのはそのどちらだったのでしょう。面食らう私の前で、二人は目をきらきらさせて私を見るばかりです。きらきら、というよりは、ぎらぎら、でしょうか。黒い詰襟に包まれた肩が酷く上下しています。ズボンの中で膨らんでいるものの存在は無視出来ませんでした。
「そう、あなたたち、童貞さんなのね?」
「そ、そうなんで……す」
「お、俺たちポピーちゃんに、して欲しいんだけど……その、お金なくて……だから、二人で……」
 どうやら二人で一人分の料金しか払わないつもりでしょう。実に図々しい男の子たちです。
 でも、そういうのが私は実は嫌いではありません。丁度、男の人に色々としてあげて私の肉体も少なからず高揚し始めていたところです。初めての思春期の男の子、顔も身体も男になったばかりできちんと管理出来てないのでしょう。持て余した性欲は爆発寸前で、蒸れた股間は酷い臭気を発しているのでしょう。
 思うとぞくぞくと背筋を伝うものがありました。仕方がないわね、と言って二人を手招きすると、整っていない顔を見合わせ、おずおずと私の近くへと来ます。中々可愛いじゃないですか。
「ふふ、二人とも緊張しちゃって……しょうがないですね。さ、ベルトを外して? あなたたちのその粗末なおちんちんを見せてごらんなさい?」
 おちんちん、と発しただけで彼らの雄の臭いが強くなります。若さは素晴らしいことです。
「いや、その……」
「う、いきなりとか……」
 一体今更何をもじもじしているのでしょうか、ここまで来ておいて。焦れた私はのっぽ君の方に手を伸ばします。怖気づいて腰を引くそのズボンのベルトをするりと引き抜き、チャックを下すと、ふうふうと荒い息が上から降って来ました。
「ほーら、こんにちは。うふ、やっぱりまだ剥けてないのね。凄い臭い……んむっ」
「うっ、ふわ……っぽ、ポピーちゃんが咥え……っ!?」
 童貞さんらしく被ったままの先端に舌を這わせると、それだけで先端から先走りが滲み出て来ます。指で皮膚を伸ばし、液を舐めとるようにして亀頭を舐め回します。それだけで気持ちが良くなってしまったのでしょう、情けない声を出しながら臭いにおいを撒き散らしています。嗅ぐ度にじわりと私の下腹部にも溢れ出るものがあります。
 自分で弄りたい気持ちを抑えつつ、空いた手はもう一人の子に向けてやります。もじゃ毛の子はもう我慢出来なくなっていたのか、自ら取り出して扱き始めていました。のっぽの子よりも太いし剥けてはいるようですが、綺麗なピンク色をしているのが可愛らしいです。
 左手で扱いてあげれば、みるみる尿道から湧き出た液体でぬめって来ます。全体を一定の速度で擦ると泣くような声を出しながらびくびくと震えます。もう堪え切れないのでしょう。同時にのっぽの子を口に含んでやれば、それだけで苦い液体が勢い良く噴き出して来ました。
「あっ、あ、もうダメ……イク、イッてるからポピーちゃんっアァッ、吸わないで……っ」
「っひ、ぃ、出てるっ、出てるからっ……うっひぃ!?」
 口の中に大量の精液が吐き出され、横目で見ればもじゃ毛の子ももじゃもじゃの陰毛の合間から肉棒をびくびくさせ、手の中に熱い液体を零していました。
「う……っむ、んふぅ、あらあら、もう出しちゃって、悪い子たちね?」
 力を失ったそれらを、余韻に浸るのも許さず舌と指先で刺激し続けます。直ぐに回復したそれらはむくむくと大きくなり、更なる快楽を求めて赤黒く染まって行きました。
「っはぁ、あ……ポピーちゃん、そんなにしたら……ああっまたっ」
「直ぐに元気になっちゃうのね。いいわよ、したいことを言ってごらんなさい?」
 刺激するのをやめ、私は自分の下着を脱ぎ去りました。剥いだ布きれには糸のように愛液が伝っています。股を開き私の大事な部分を晒すと、男の子たちは息を呑みました。きっと女性器なんて見たことないのでしょう。床に座り込み、両足を開いて、指で左右から割り開いてみせれば、食い入るような視線が私を貫きます。とろりと垂れた粘液が誘うに任せるように、血走った眼で二人とも群がって来ます。
「そんなにがっつかないで……あぁん、もう……一人はお口で我慢して、ね?」
 二人は顔を見合わせて協議した結果、もじゃ毛の子が先にすることになったようです。のっぽの子は渋っていましたが、先に口でして貰っていたので妥協したようです。
「はっ、ぁあ……ポピーちゃんッ、ポピーちゃんの中に……あっあ、入ってく……っ!」
「そうよ、いっきに奥に……ッあんっ!」
 膝を折り床に寝転んだ私の下半身にもじゃ毛の子が寄り添います。挿れ方が拙く、膣内の締め付けに押し戻されて、入っては抜けを繰り返すのがもどかしくてなりません。その腰を掴んで強く引き寄せれば、漸く深くまで挿入されて思わず声が出てしまいます。
「っく、ぅ……ダメだっ、気持ち良すぎ……うぅ、もう持たな……っうあ……ッ!?」
「あっは、いいわよ、そのまま……くっさい液、大量に中に出しちゃいなさい♪」
 うわぁ、と情けない声を上げて胎内にびゅびゅっと熱いものが注がれます。これです。この感覚を待ち望んでいたのです。中出しされて私の中の何かも満たされていくような、この感じについつい軽くイッてしまいました。
「はぁっ、ぁ……すごい、いっぱい出して……まだまだ元気じゃない?」
「うっ……じゃ、じゃあもう一回……」
「っバカ、俺に代われって! ぽ、ポピーちゃん、僕もナマで……」
「うん、そうね、順番だものね……待たせた分、上でしてあげる♪」
 もじゃ毛の子は未練がましく口を尖らせていましたが、出すものは出したのだから、素直に身を引きます。抜き出される瞬間に、出された精液が逆流して太腿と床に飛び散りました。
「うぅ……こんなに出しやがって……」
「まぁまぁ、これからイイことしてあげるから、機嫌直して、ね?」
 完全にむくれてしまったのっぽの子を床に寝かせ、上に跨ります。実は私は騎乗位が一番好きだったりします。自分が気持ちよくなるより、男の人が喜んでくれるのが好きです。更にはこうして、上下に動くと、胸がぷるぷる揺れるのが個人的に楽しくてよいのです。
「ほぅら、君のおちんちん、私に食べられちゃうよ? せっかくなのに、好きにされちゃっていいの?」
 挑発するわけではないですが、少なからず煽った方が男の人というのはヤル気を見せるものです。のっぽの子も股間のそれを滾らせて、夢中で私の腰を掴んで来ます。促すように熱いそれを手にもち、濡れ濡れの割れ目に押し当ててあげます。
 酷く焦ったように、強く腰を突き上げて来るので、ぬるりと入ったそれはぼこりと内壁を押し上げ、私の弱い部分を刺激します。
「ッア、あぁん……っ! 童貞君のくせに、Gスポットぐりぐりするなんてっ、生意気っ!!」
 攻められたままではいられません。脚で支えた力だけで、腰を上下させると、深くまで飲み込まれたおちんちんが膨らんで押し上げるのがわかります。
「あっ、いい……いい、うっぁ……っ」
「んふっ、もうイッちゃいそうなの? でも、まだだーめ、もっと頑張って、私を楽しませて?」
 一端動きを止め、奥深くまで挿入しながらぐいぐい腰を前後に動かせば、のっぽの子は頭上を仰ぎ歯を食いしばって耐えています。ふうふうと荒い息を吐きながらも、快楽を紛らわそうとしているのが可愛らしいです。
「ほらほら、搾り取っちゃうわよ? 頑張って動いて、動いて♪」
「ッア、くっ……ぅ、も、むりで……あっぅあ……イッ……く……」
「っあぁん、あっついの、お腹いっぱいに来ちゃう……っ!!」
 我慢出来なくなったのでしょう。お腹に熱いものがはじけ飛ぶのを感じます。びくびくと私の膣も痙攣し、絶頂の時を求めて自然と腰を動かしてしまいます。
「あっ、ひぃ……も、出ないです……っあぁ、」
「うそでしょ、もっと出るわよね?」
「うぅ、ポピーちゃん、僕も、また……」
 涙目で訴えながらも、のっぽの子が高揚し始めているのが身の内に感じられます。もじゃ毛の子も再度膨らんだそれを見せつけて私を欲して来ます。それはとてもとても、心地が良い感覚なのです。
「何だなんだ、随分とかかるじゃないか」
「っあ、ガキども! 何ポピーちゃんに挿入してやがるんだ、羨ましすぎる!?」
 順番待ちをしていたお客さんたちまでも、様子を伺いに部屋に入って来ます。
「ふふ、いいわよ、みんな、一緒に気持ちよくなりましょう?」
 手招きすれば股間を滾らせた男たちが一斉に寄って来ます。期待に満ちた身体が、きゅん、と求めだしていました。

inserted by FC2 system